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『保育士に風邪をうつされる』という思い込み

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保育園に預けると、他の子から病気をうつされる、という話を聞きませんか?

確かに、保育園の園児全員が健康であるというのはありません。
誰かが風邪をひいたりしているでしょう。

こういった時に困るのが、「うつされた」というクレームです。
今回は、うつされる、というクレームに対する保育士の対応をご紹介します。

何故、「うつされる」とクレームを言うのか?

まず、最初に保護者の気持ちを理解することがクレーム対応には必要です。
保育園に通い始めたばかりの保護者ならでは気持ちになります。

それは、
「今まで家で過ごしている時は年に2、3回しか熱を出さなかったのに、保育園に通い始めて週に2回も熱を出すのはどうして?」
という気持ちです。

そこから、保育園には悪い病気が蔓延していて、誰か他の子がうつしているんだ、と考えるのです。

保育園に通わせるというのは保護者が就業している場合が主です。
就業してすぐというのは、なかなか休めませんよね。

なのに、自分の子どもが熱を出した、と保育園からお迎えの連絡が頻繁に入ると「どうして?!」となるんです。
保護者も、職場で信頼を得るために必死になっている結果なんですね。

それと同時に、自分の子どもが病気にかかりますので、誰かから「うつされた」という被害者意識が強くなります。
くしゃみ女性

保育士が安心させてあげるような言葉がけを

「うつされる」とクレームを言ってくる保護者には、何故子どもが熱をよく出すのか説明してあげる必要があります。

例えば、入園したての子どもなら、
「風邪をひくことで、身体を強くしているんですよ。」

と説明してみてはいかがでしょうか?
風邪、と一口に言っても、毎回、かかる風邪はウィルスが違います。

同じウィルスの風邪には免疫力がついているので、かかりません。
家にないウィルスの風邪にかかるため、保育園に通い始めると、立て続けに風邪をひくのです。

でも、これは、これからの園生活をしていくためには必要なことです。
いつまでも、同じウィルスの脅威にさらされていては、身体がウィルスに強い身体にはなりません。

よくある話ですが、保育園に赤ちゃんの時から通っていると、小学校に入ると病気になりにくくなるとも言います。
保護者の気持ちをしっかりと聞いたうえで、保育園の生活や環境に慣れようとしてるんだと思いますと伝えてみてはいかがでしょうか?

普段から、保育室の環境も整備しましょう

「うつされる」というクレームを言ってくる背景には、あなたの保育室の環境もあるかもしれません。
保護者によっては、保育室の衛生面が気になるという人もいます。

普段から、予防や衛生面に気をつけていれば、こういったクレームも少なくなるのではないでしょうか?

 

著者:群馬県 20代女性 保育士
【寄稿元/出典:保育士の悩み http://www.geistesgeschichte.net 】

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