【最新版】保育士の給料が安い理由とは?月給・年収など保育園の給与の総まとめ!

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*2018年6月25日更新
最近は、保育士不足が問題となっていますが、
その原因のひとつに保育士の待遇の悪さがあるといわれています。

保育士は子どもの生命を預かるという重い責任がある上に、
毎日のお仕事や行事の練習、準備など体力的にもかなり重労働です。

にもかかわらず、給料面でそれに見合うだけの
待遇を得られていないという現状があるようです。

保育園の給料はどうして
そのような状況にあるのでしょうか?

そこで今回は、保育士の給料にかかわる様々なことについて調査をしてみました!

保育士の最新の月給や年収を紹介するだけでなく、
給料が低い理由やこれから給料が高くなるのかについて紹介したいと思います!

都市部とその他の地域での給料の違いについても紹介中!

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どうして保育士の給料は安いの?

よく巷では『保育士の給料は安すぎる!』と聞きますが、実際に保育士の給料はどれくらい低いのでしょうか?

保育士と一般女性の年収の差は…!?

平成28年度における、保育士と一般職女性(正社員)の年収を比べてみました。

保育士と一般女性の年収の比較

保育士の平均年収は約324万円に対し、一般女性は平均373万円

その差はなんと50万!
月でいうとひと月4万円以上の差があります…!

それでは、なぜ保育士の給料はこれほど低いのでしょうか?

その主な理由としてよく挙げられるのが、
保育士への給料の財源』です。

まずはじめに、保育園の給料がどこからきているかについて、
みなさんはご存知ですか?

保育士の給料は保育園の種類によって異なります。

公立の保育園の場合、園の運営をおこなうのは
その地域の自治体です。

保育士への給料は自治体の給料表によって決められ、
ある程度安定した給料が支払われます。

私立の認可保育園の場合、財源は
国からの補助金と保護者からの保育料によってまかなわれています。

補助金は一定のルールで決められており、
増やすことは難しいです。

これに保護者から支払われる保育料をもとに、
給料が支払われています。

認可外の私立保育園は条件がさらに厳しく、
一般的には補助金がありません。

保護者からの保育料金だけでまかなっているため、
財源はますます限られているのです。

補助金は税金から払われるので引き上げが難しく、
保育料もルールで一定金額に決められています。

このような理由から、
保育士の給料を増やすことは極めて難しいのが現実となっています。

保育士の給料は増えているのか?

保育士の仕事への処遇改善や政策がたびたびテレビなどで取りあげられますが、
実際に保育士の給料は上がっているのでしょうか?

ここからは、厚労省が毎年発表している賃金構造基本統計調査をもとに
保育士の月給や年収をグラフで紹介します。

保育士の月給の推移!

まずは保育士の月給についての発表です!

保育士の月給の推移

平均としては20万円台後半と、
比較的高めの月給データが見て取れます。

実際には私立・公立といった違いや園ごとの給料の方針によって月給は大きく左右するうえ、
住民税などで手取りはグラフの金額よりも少なくなっているのが現実です。

保育士の年収と保育士人口の推移!

それでは、1年間というスパンでみた保育士の年収はどうでしょうか?

こちらも厚労省が調査した資料をもとに紹介します。

保育士の人数と年収の推移

(参照:保育分野の現状と取組について

棒グラフは2016年までの保育士人口の上下をあらわし、
折れ線は年ごとの保育士の年収の動きをあらわしています。

保育士の給料が底をついた2013年、保育士のための処遇改善が開始されました。

それと同時に年収も上がりつづけ、
2016年時点では327万円にまで改善がされています。

保育士の人数をみると、
2010年ころからずっと右肩上がりで増えてきています。

保育士へのニーズがどんどん高くなってきていることがわかりますね。

私立保育園の場合の給料は?

調査によると保育士の平均給料額は、
月収が22万円、年収が317万(ボーナス57万)と出ています。

私立保育園で働く場合は地域や個々の園によって給料は変わりますが、
平均的な初任給は基本給が16万~17万円程度、それに調整手当てなどが1万円程度ついて
総額17万~18万円程度となってます。

この給料からさらに保険料などが引かれ、
実際にもらえる給料は14万~15万円程度ということになります。

もちろん、勤続年数が上がれば昇給もしていきますが、
それでも多くの保育園で働く20代の保育士さんの平均的な給料は、
18万円~19万円程度で手取りは15万~16万程度となります。

ボーナスは保育園によっても差がありますが、全くないというところは少ないです。

後ほど詳しく紹介するのですが、平均で基本給の4か月分程度はもらえるため、
55万円~70万円は年間(夏、冬)にもらうことができます。

これらを合わせると、私立保育園の平均的な月収は
16万~18万円程度、平均年収は250万~300万円程度となります。

公立保育園の場合の給料は?

公立保育園の給料は地方公務員と同じ扱いですが、
基本的に公立保育園も私立保育園の給料と大きな差はありません。

平均月収は17万円程度、ボーナスは基本給の4か月~4.5か月程度で
平均年収は300万円前後となります。

公立保育園の魅力としては、
安定して給料がもらえる点、確実に昇給がある点が挙げられます。

産休や育休などの福利厚生も充実しているため、
長く勤められるところも魅力です。

勤続年数が20年以上になるベテラン保育士ですと、
平均年収は20代の保育士の2倍以上になるというケースもあるのです。

いろいろなポイントから保育士の給料を比べてみた!

次は、給料を色々なポイントから比べてみたいと思います!

経験年数からみた保育士の月給とボーナスを公開!

どんな仕事でもそうですが、
経験している時間が長いほど給料は上がるものですよね。

保育士のお仕事はどのくらい上がるのでしょうか?

経験年数別にみた保育士の月給

こちらは数年ごとの勤務経験の差で、月給を比べています。

働きはじめからの数年間では、
あまり月給の違いは起こらないようですね。

勤務年数が10年あたりを超えると、
平均の月給は
30万円近くと高くなるようです。

それでは毎年のお楽しみ、ボーナスはどうでしょうか!?

経験年数別にみた保育士のボーナス

こちらは月給と違い、勤務年数によって大きな差があります

勤務初年度のボーナスは10万円もありませんが、
たった数年で平均
50~60万円のボーナスが手に入ることもあります!

勤務して10年を超えた保育士がもらえるボーナスの平均は100万円以上…!

夢がありますね…!

園の規模別にみた月給とボーナスを調べてみた!

続いては保育園の大きさから給料を比べたいと思います!

保育園には定員が10人くらいの小さな園もあれば、
何百人も子どもを受け入れられる大きな園もあります。

それぞれの園の大きさと給料にはどんな関係があるのでしょうか?

まずは月給についてのデータです。

事業規模別にみた月給

グラフを見ると、保育園が大きいからといって
月給も高くなるわけではないことが分かります。

1000人以上の大規模な園は運営元も大きいことから、
ほかと比べ少しだけ月給は高いようです。

それでは毎年のボーナスはどうでしょうか?

事業規模別にみた保育士のボーナス
年間のボーナスにおいては、規模の大きい保育園よりも
比較的小さな園のほうが高い
ことが分かります。

運営元が大手であることや小規模保育園であることは給料にさほど影響はしないようです。

たくさんボーナスをもらうなら、
園の大きさから選ぶのもいいかもしれませんね☆

都市部とその他の地域での給料の違いは?

こちらのサイトでは、都市部での保育士の月給やそのほかの地域における平均月給について紹介しています。

都心部と地方での給料の差を知りたい方や、都市部の勤務の特徴などを知りたい方にとって、非常に役に立つ内容となっています。

ぜひご覧ください!

地域別の保育士の給料・平均月収の差はどれくらいあるの?

これから保育士の給料は良くなるの?

それでは、これから先の保育士の給料はどうなるのでしょうか?

保育士の年収について紹介したときに触れましたが、
基本的に
給料は上がる傾向にあります。

待機児童問題が叫ばれるなか、
保育の不足や保育士不足の問題もよく聞きますよね。

保育士の足りない保育園が、
給料高くなってもいいから働いてほしい!』と
お金の条件を良くすることも十分に考えられます。

また、これまでの保育士への処遇は
とても恵まれていたとはいえないものでした。

日本の将来を支える子どもを大切にするためにも、
国をあげて保育士への処遇改善のための活動が
増えていく可能性は高いと考えられます。

保育士のニーズが高まるにつれて、
保育士の給料もきっと上がっていくでしょう☆

今のうちからお金をたくさんもらいたい!

園を探している方のなかには『今すぐにでも保育士として働きたい!』、
『国が給料を上げるまで待ってられない!』という方もいるでしょう。

そんな方には、給料とは別の条件から求人を探すことをおすすめします!

園のなかには給料以外の福利厚生を充実させた園もたくさんあります。

例えばこちらのページには、引っ越し費用を20万円タダでくれる保育園や、
住宅手当が毎月10万円もらえる保育園なんかも…!

このように給料以外の条件をうまく使うことで、
給料は高くなくても充実した保育士ライフを送れちゃいます♪

好条件の求人を見つけて、保育士のお仕事とプライベートの
どちらも充実させてはいかがでしょうか☆

幼稚園教諭の給料について詳しく知りたい!

『幼稚園教諭の給料はどうなの?』『保育士と幼稚園教諭の給料の差をもっと詳しく知りたい!』
なんて思った方は、下記の記事を参考にしてください!

【永久保存版】幼稚園教諭の給料・年収・給料アップについての総まとめ! 

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