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ほとんどの新人保育士が頭を痛める指導計画

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保育士は子供のお世話ばかりでなく、デスクワークも多いですね。

そのひとつが指導計画の作成、新人保育士やブランクのある保育士は頭を痛めているでしょう。

過去の指導計画や保育士の雑誌を見て四苦八苦しながら書いていることと思いますが、参考文献だけでは、実際に担当している子どもの姿と違っていたり、保育園のある地域の実情が異なっていたりで、思いのほか時間がかかってしまいますよね。

ここでは、指導案のポイントを簡単にみていきましょう。

◆指導計画の書式

保育所保育指針には指導計画の記載がありますから、保育園によって書式の違いはあっても、おおむね同じ内容かと思います。

長期計画として「年間計画」「月案」短期計画として「週案」「日案」がありますね。

「年間計画」4月から翌年3月までの1年間の見通しを立てる指導案

「月案」年間計画を具体化するために1カ月の生活を見通して立てる指導案

「週案」月案を実施するために継続して一週間の活動を具体的に見通して立てる指導案

「日案」一日の生活時間を見通して細かく立てる指導案

上記の形式をとっている保育園がほとんどでしょう。

計画、のイメージ

計画、のイメージ

◆年間計画のポイント

作成する前に、子どもの年齢の心身の発達を頭に入れて、自分のクラスの子どもの成育歴や男女比、発達段階を見ていくことが必要です。

保育園の理念などの目標とともに、年齢ごとに1年間で身につけたいこと、獲得したいことが年間の「ねらい」となります。

年間のねらいに基づいて、前期と後期の2期に分けたり、季節ごとの4期に分けて作成すると、より子供に合った指導案になりますね。

例えば5歳児であれば「年長児になった喜びを知り新しいことに取り組もうとする」などが1期のねらいで、「就学する自覚を持ち、いきいきと活動しようとする」などが4期のねらいになりますね。

そのねらいに基づいて、行事や季節ごとの活動を組み込み、子どもの姿、指導内容、保育士の援助、環境設定を書いていきます。

年間計画なので、予想と異なることも出て来ますから具体的に書く必要はないのです。

月案や週案で修正していく余裕も大切です。

◆月案のポイント

年間計画に基づいて、前月の子どもの姿を考慮しながら作成します。

子どもの発達状態、クラスの中で興味のある遊び、友達との関わりなど注意深く観察しながら立てると、「ねらい」も変わってくることがあるかも知れません。変更しつつも年間計画とかけ離れないように留意して、子どもの発達や興味に合った幅広い活動を設定しましょう。

月ごとの行事や季節ごとの活動を、月案の中には具体的に書いていきます。

◆週案のポイント

月案を一週間の流れの中に落とし込んでいきます。

週明けから週末まで、週のリズムの中で子どもの体調を考慮しながら計画を立てることが大切です。

「ねらい」は同じであっても、子どもが保育園に来るのが楽しみになるような変化のある保育内容を盛り込み、予想される子どもの姿を考えながら保育士の指導や援助を書きこんでいきます。

天候に変化のある季節であれば、戸外と屋内と2通りの設定になることもありますね。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士(寄稿元:保育士が教えるお仕事のポイント – 求人サイトにない「今を楽しくする」コツ – http://www.scorecommunity.org)

◆日案のポイント

週案と照らし合わせながら日案を作成していきます。

毎日の子どもの姿を見ながら前日との繋がりを持って作成すると、より具体的な「ねらい」を持てます。子供の反応や保育士の援助の反省点をふまえると、同じ内容にはならず工夫のある「保育内容」や「環境」の設定、保育士の「援助」の仕方に変わってくるでしょう。

天候や気温を見通せるので、子どもの体調への配慮も書いておきましょう。

まとめ

指導計画を書いているうちに自分の文章力のなさや同じ言葉の羅列に悩むこともあるかと思います。お決まりの文章形態もあるので参考文献をたくさん読んで、指導案を作成し書き慣れていくしかなさそうです。

新人保育士のうちは苦戦していても、経験を積んでいくうちに短時間で作成出来るようにもなって来ます。慣れるためにも、観察した子どもの姿や自分が援助した方法などを具体的に書いていくことが大切かと思います。

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