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ヨコミネ式教育法が関心を集めるポイント

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卒園までに驚くような能力を身につけることができるヨコミネ式教育法は、それだけに「どれだけスパルタ教育をしているんだろう…」、「朝から晩まで勉強や運動でカンヅメなのだろうか…」と思う方も少なくありません。

しかし、提唱者の横峯氏は、あくまで「本来子どもが持っている力を引き出すだけ」だといいます。

子どもの自主性が育ちにくいといわれる詰め込み式教育や知識偏重教育とは異なり、ヨコミネ式ではあくまで大人は子どもたちの「やる気スイッチ」を見出し、それを入れてあげることに徹するのです。

多くの幼児教育関係者や保護者たちからの関心が集まったのは、このようなポイントと言われています。

ヨコミネ式の取り組み方の特徴とは?

ヨコミネ式では、子どもたちのやる気を引き出すために大切にする4つのキーワードがあるといいます。

競争したがる

幼少期の子どもたちには、純粋な競争心があります。

「もっと上手にできるようになりたい」、「あの友達には負けたくない」という子どもたちのモチベーションを維持するため、子ども同士を刺激し合い、それを与え合うようにしています。

マネしたがる

子どもたちがさまざまなことを習得できるのは、根本に「あれはできるかも…」、「これをやってみたい!」という興味です。

身近にそれができる子がいると、「自分も同じことをできるようになりたい!」という気持ちが芽生えます。その子が見せる手本をじっくりと観察し、コツコツと練習を重ねることによって、自然に自分もできるようになるそうです。

“ちょっとだけ難しいこと”をしたがる

横峯氏が指摘するのは、子どものやる気を引き出す難しさです。難しすぎることは、挑戦させてもやる気が維持できません。

逆に実力以下のことでは、やる気があっても飽きてしまうといいます。

そのため、子どもそれぞれの学習の進み具合に寄り添い、今できることよりもほんの少しだけ難しい課題を与えると、子どもはやる気をもってレベルアップをしていきます。

認められたがる

ヨコミネ式で認められたい子

子どもは、ほめられると喜びますが、ただ「ほめて伸ばす」だけにとどまらないのがヨコミネ式です。

ひとつずつ子どもたちが“できること”を増やしたうえで、それを「できたね!」と認めてあげることによって、子どもたちに達成感が芽生え、学習意欲が向上するといいます。

ヨコミネ式の教育方法

ヨコミネ式教育法で取り組んでいる教育方法について、その一例を見ていきましょう。

英語教育

毎日子どもたちに英語の歌を20分聴かせて、歌わせます。英語のDVDを0歳児から見せます。このときに、あくまで「勉強している」ことを意識させないような工夫をしています。

3歳になると英語が耳になじんでくるため、自然に英語をつかったあいさつができるようになるそうです。ほかにも英語劇を通して、実際に英語のセリフを話すことによって、実体験の伴った英語を身につけることができます。

徒競走

必ず順位をつけるのが、ヨコミネ式の徒競走の特徴です。

ただし、子どものやる気を引き出すためには、誰にでも勝てる状況をつくる工夫を取り入れます。

実力に差が出やすい徒競走では、それに応じてスタートの位置をずらして、勝つチャンスをつくります。

ヨコミネ式体操

基礎的な体力はもちろん、精神力や忍耐力、さらにはバランス感覚の向上を目指すのが、ヨコミネ式体操です。

ストレッチやエビぞりなどによって、柔軟な体の使い方を身につけます。やがてカエル跳びや前屈、倒立などをしたり、友達と一緒に手押し車などに挑戦したりすることで、少しずつステップアップしていくのが特徴です。

フラッシュカード

フラッシュカードという教材を使い、脳をバランスよく使えるようにします。

ひらめきや想像ではたらく右脳と、総合力や表現力ではたらく左脳を同時に育てます。

計算

何度も繰り返して実践することを、計算では重視しています。

教材としてそろばん、たまたま算数、さらには100マス計算などを取り入れて、繰り返し実践していきます。

読書

大人は、子どもたちに「楽しそうな本」があることを勧めます。子どもたちが自ら興味を持って読書する工夫を取り入れます。

さらに、読書した本は、必ず記録することもヨコミネ式の特徴です。

鍵盤ハーモニカ

ヨコミネ式の音楽

音楽教育にも力を入れているヨコミネ式では、鍵盤ハーモニカの演奏に取り組みます。

正しい指使いを覚えさせることは重視せず、あくまでも「音に触れる」ことを大切にしています。

子どもたちは、演奏できる曲目を1曲ずつ増やして、積み上げていきます。

 

著者:熊本県 30代女性 保育士
【寄稿元/出典: 保育士が教える「保育園の用語」 http://jsonselect.org 】

 

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