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求人でよく見る「院内保育の保育士」ってどんな仕事?

556秒で読めます

*2017/6/14更新*
「院内保育士」「病棟保育士」「病児保育士」の違いについて追記しました!

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「保育士としてはまだまだ働きたいけど、保育園で働くのはもうつらい…」

そんな人、増えてます。

保育士さんの転職先として、人気な場所の1つとしてあるのが、院内保育です。

主に看護師さんやお医者さんの子どもを預かる仕事になり、院内保育所は会社の中で行う事業所内保育所と似たような目的で設置されています。

では、この院内保育の仕事内容やメリット、転職における注意点をご紹介しますね。

 

■院内保育って何するの?

院内保育とは、病院の敷地内や隣接する場所で行う保育園です。

お医者さんや看護師さんは就業時間が不規則で、街の保育園だと夜間に預けられないので困ってしまいますよね。

そういったとき、夜間であっても預けられるように、病院が認定外保育として院内保育所を用意することがあるんですね。

病院で働いている人が出産や子育てで育休を取得したときでも、この院内保育があることで早期職場復帰も後押しできます。

ですので、病院側も人材を確保するために、積極的に設置するところが増えているんですよ。

また、病院に併設しているということもあり、子どもが急に体調をくずしてしまったときにもお医者さんにすぐ診てもらえます。

保護者の方にとって安心できるというのも、院内保育が選ばれる理由のひとつになりますね。

 

■院内保育の仕事内容や特徴って?

院内保育所には、毎日同じ子どもが来るとは限りません。

日によって登園してくる子どもの数も、多い時もあれば少ない時もあります。

なので、クラス運営などはほとんどありません。

全て利用者主体の施設となっています。

また、異年齢児保育となりますので、大人数をいっぺんに見ることになります。

病院で働く人の職場復帰の支援ということも兼ね備えていますので、乳児が多いというのも特徴です。

そして、看護師さんやお医者さんの勤務に合わせて保育時間を設定しますので、勤務はシフト制のところがほとんどです。

病院によっては夜勤をしなくてはいけなくなるかもしれません。

変則的な就業時間になるのも、一般の保育園との違いといえますね。

 

■院内保育のメリットは?

院内保育の一番のメリットは、勤務しやすい環境であるということになります。

保育士として復帰しようと思っている人にとっては、一番いい職場環境かもしれません。

それはなぜかというと、基本的にはクラス運営がないからです。

園の規模やそれぞれの園の環境による差はありますが、子どもを毎日通わせるというよりシフトによって一時的に預けるタイプの保護者が多いので、クラスとしては作りにくいんですね。

また、同様に運動会などの行事も少ない傾向にあります。

そのため体力的にも精神的にも、復帰するには比較的楽な仕事であるといえるかもしれません。

さらに書類業務の面でも、メリットがあります。

院内保育ですので、個人記録票などをつけないところも珍しくありません。

月案や週案もほぼないでしょう。

毎日、誰が利用して、誰が利用しないのかという記録はつけるにしても、保育園のような書類業務は少ないので、「書類に追われて残業する」といったことが起こりにくくなっています。

 

■院内保育のデメリットは?

まず、先ほども少し触れましたが、勤務時間が変則的になるというところです。

病院によっては夜勤をしていないところももちろんあります。

それでも、保護者の勤務に合わせて院内保育のシフトを組むことになりますので、勤務時間が極端に長かったり、短かったりします。

自分も家庭を持っている場合には、就職に障害があるかもしれませんね。

院内保育に就職しようと思う時は、あなたの希望に合うかどうか?というところをしっかりと見極めることが必要です。

 

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f:id:outreachhoiku:20170526095244j:plain著者:きょう /岡山県/30代後半女性/保育士歴9年

出典/寄稿元:保育士の転職情報 | http://www.cpjudo.com/
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■(4/30更新)院内保育ならではの難しさや悩み

院内保育はその特殊な利用形態から、保育士さんの環境や求められる力も変わってきます。

例えば、院内保育所では保護者の方の都合に合わせて子どもが預けられます。

初日で仲良くなった子どもが次の日から来なくなってしまったとか、一週間に一度しか会わない子どもなど色々な状況が考えられますよね。

入園から卒園まで毎日成長を見守れる園児は、ほとんどいないといってもいいかもしれません。

院内保育は一般の保育園に預けられない保護者の強い味方ですし、子どもにとっても大事な生活の場です。

しかし、こういった事情から人によっては仕事のやりがいが感じられにくいといった場合もありそうです。

また、毎日違う子どもを相手にすることになるので、決められた保育計画がない分、その日その日で臨機応変な対応をしていくことが院内保育士には求められます。

ですので、院内保育所に転職をする場合、院内保育所から一般の保育所に転職する場合、最初は保育の仕方の違いに戸惑ってしまう方も多いですね。

 

■(6/14更新)「病棟保育士」「病児保育士」との違いって?

保育士として病院で働く場合、

・院内保育士

・病棟保育士

・病児保育士

の3つの選択肢があります。

これらはよく間違えやすいですが、仕事内容が異なりますので改めて違いをチェックしましょう。

 

院内保育士…お医者さんや看護師さんが病院で働いている間、病院で子どもを預かる。

病棟保育士…病院に入院している子どもと接する。

病児保育士…風邪などで保育園にいけない子どもを一時的に預かる

 

こういった違いがあるんですね。

また、どれもあくまで保育士として働きますので、医療行為に携わることはありません。

病棟保育士はカルテを見れる力などは必要かもしれませんが、医療行為が必要な場合は病院のお医者さんに診てもらいます。

一般の保育園と比べるとどれも仕事内容に違いがありますが、興味がある方はぜひ挑戦されてはいかがでしょうか?

 

ご自身のキャリアや職場環境に求める条件をよく考えて、あなたにとってプラスな転職をされることを願っています!

 

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