第2回 保育士の転職に成功できる、履歴書の書き方<見本付き>(後編)

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転職時に欠かせない履歴書や経歴書。
面接の質問はここから引き出され、書類選考にも使われる、あなたの「顔」となる重要な書類です。

今回のアドバイザーは、日本児童教育専門学校の菊池一英先生です。
幼児体育講師、保育士、主任保育士、保育園副園長を経て、現在は数多くの生徒をさまざまな保育の現場を送り出している立場から、保育園にとって好印象をもたれる履歴書の書き方について伺いました。
3回シリーズの第2回目となる今回は「転職に成功できる履歴書の書き方(後編)」をご紹介します。

取材・文/野中真規子

PROFILE:
菊池一英(きくち・かずひで)先生

学校法人 敬心学園
厚生労働省指定保育士養成施設 日本児童教育専門学校
就職相談室 室長。
学生時代より26年間、幼児体育講師として勤務後、保育士、主任保育士、保育園副園長を経て、現在は同校にて学生教育に携わる。また東京都八王子市にて「お陽さま子どもクラブ」を16年間運営。元保育学会、体育学会、応用心理学会会員。
日本児童教育専門学校

それぞれの箇所の書き方のポイントとは?

前回もお話したように、履歴書は転職の成功を左右する重要なもの。保育園から好印象を得られる書き方を知っておけば、転職活動が有利に進められます。
前回に続き、今回は履歴書の自己紹介欄の書き方についてご紹介しましょう。

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[1] 資格欄

資格欄は、保育士、幼稚園教諭二種免許、普通自動車第1種免許のような国家資格だけでなく、民間資格も含めてすべて記入しましょう。時系列にそって古いものから書き込みます。

※その他の活動
その他の活動を書く欄があれば、書ききれない資格やボランティア活動、優等賞、皆勤賞、奨励賞、感謝状、表彰状、特待生なども記入します。ボランティアは、活動先のグループ名だけでは内容がわからないので、具体的な活動内容を記入します。

[2]得意な科目
得意な科目は保育科で学んだものを。実技と座学とを1つずつ記入するといいでしょう。

[3] スポーツ、趣味、長所、短所
スポーツや趣味などは、遠慮せず多く記入し、自己PRにつなげましょう。スポーツは好きなもの、あるいは得意と思うものを。趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、読書など一般的なものでも構いません。
このほか長所や短所を記入する欄がある場合ですが、長所は「粘り強い性格です」「明朗快活」など簡潔にまとめましょう。短所を書く場合は「優柔不断な面もありますが、何かを決めるときは目上の方や両親に相談しながら判断しています」など、普段から短所を克服するように努力していることを書き加えましょう。前向きな印象になります。

[4] 志望動機

この志望動機が一番のポイント。面接官はまず、この志望動機をみて、次に写真、そして名前をみるというくらい大事な箇所です。
1文字あけて「私は~」から書き始め、保育士を目指した理由、実習やボランティアでの感動体験などを書き、「応募先で自分のこのような能力を生かして仕事をしたく、志望させていただきました」という内容で締めるようにします。
5行程度かけて、枠をいっぱいに埋めましょう。

[5] 希望欄

本人の希望記入欄は、なければ「とくになし」と記入しましょう。勤務地の希望があれば「自宅から一時間以内で通勤したいです」などと書きます。給与や職種については求人票で判断した上での応募となるので記入しません。

[6] 通勤時間、扶養家族
通勤時間、配偶者や扶養家族の有無についても記入しましょう。

書き方のポイントは以上です。
なお、書き終わった履歴書はコピーし、一部は手元におきましょう。面接の前に見ておくことで、質問にも対応しやすくなります。

次回は「転職に成功できる職務経歴書、封書の書き方」についてご紹介します。

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