年収200万円からの貯金術! 第1回 貯金したいなら、まず固定費を見直そう!

550秒で読めます

550秒で読めます

「保育の仕事は給料が高くないから貯金はできない」とあきらめていませんか? 実は収入が低くても、限られたお金を賢く使うことによって、年収の高い人よりも大きな額を貯蓄している人も多いそうです。
上手に貯金するための方法を、家計再生のアドバイスに定評のある、家計再生コンサルタントの横山光昭先生に伺いました。

取材・文/野中真規子

PROFILE:

横山光昭(よこやま・みつあき)先生

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役社長。

独自の貯金プログラムを生かし、リバウンドのない再生と飛躍を実現。依頼者に時に厳しく時に優しく寄り添いながら、家計がうまく回らない原因を探り、お金の問題だけでなく、人生まで再生させると評判。口コミの依頼者も多く、再生した人数は現在まで約1万人以上。貯金や投資にまつわる著書も多く、「年収200万円からの貯金生活宣言」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「はじめての人のための3000円投資生活」(アスコム)などがある。
★8月10日には新刊『50歳からの「お金の不安」がなくなる生き方』(大和書房)が発売!
★株式会社マイエフピー http://myfp.jp/

年収が200万円でも貯金はできる!

ふぁみ子(以下、F):月の手取り収入が10万円台前半も普通の保育の仕事。貯金は難しいのでしょうか?

先生:実は保育士に限らず、所得が高くなくてもしっかり貯めている人は結構います!たとえば年収が200万円でも、実家暮らしで月に5~6万円貯めているケースもあるんですよ。
一方で、年収が1千万円以上でも全然貯金ができていない人もたくさんいます。ある程度収入があっても、高額な住宅ローンを組んだり、高級車を買ったり、子どもを私立の学校に行かせたりすれば、給料が50万でも100万でも足りなくなってくるんです。つまり収入が高くても低くても、好きなだけ使ったら誰でも赤字になるということ!逆にお金を賢く使えば、収入が少なくても貯められるのです。

F:貯めるために、どんなことをすればいいでしょうか。

先生:お金を貯めたいなら、収入ー支出=黒字にする必要があります。
そのためには収入を増やすか、支出を減らすか、その両方か、のどれかを実現しないといけませんが、収入を増やすことはすぐには難しいですよね? そこで支出を減らすわけです。

F:今も普通に暮らしていて贅沢はしていないのですが、、、

先生:実は「普通」というのが案外落とし穴で、今の時代、「普通」に生活していたら、誰でもお金は貯まりません。

F:そうなんですか!なんか安心しました(笑)。普通にしていたら物価も上がっているし、貯められないのは当然なんですね。やっぱり毎日、お金の使い方を意識しないとできないものなんですね。

先生:そうなんですよ。そこでとくに見直したいのが、固定費です。固定費を下げれば、節約効果が早く出るんですよ。

F:固定費って何ですか?

先生:スマホなどの通信費や保険料、家賃など月々決まった額が出て行くお金のことです。
たとえばスマホは大手の通信会社で契約している人が多いと思いますが、格安SIMに変えれば大幅に出費が減らせます。私も格安SIMを使っていますが、通話料も含めて月々2,000円程度で済んでいますよ。
「みんなが大手の通信会社のスマホを持っているから、、、」と流されるのではなく「自分は格安スマホを調べて使ってみよう!」など、自分なりの選択をして、いつの間にか出て行くお金を食い止めるようにしましょう。


貯金がない人は医療保険を。終身の掛け捨てがオススメ

F:保険のことも、よくわかりません。

先生:テレビのCMで宣伝していたり、知り合いが勧誘してくる保険が必ずしも自分にとって必要な保険とは限りません。ですから街にある無料の来店型ショップで勧められるままに保険を選んだり、勧誘されて保険に入ることはおすすめしません。
保険にまつわる本などを読めば、保険にどんな種類があるか、それぞれの特徴は何なのかなどは誰でも理解することはできます。むずかしく考えず、要点だけをある程度勉強しておくといいですね。

F:やはり、保険は入らないといけませんか?そもそも保険に入る余裕がありません。

先生:保険について知った上で、入らないという選択肢をとってもいいと思います。
公的保険には高額療養費制度があり、医療費が30万円程度かかっても、年収によって異なりますが、一般的な年収であれば、9万円程度の出費で済むため、医療保険に入らなくても補える部分はあります。
しかし貯金がまったくなくて、医療費の負担が不安という人は、保険に入っていたほうが、いざって時のために安心ですよ。
「保険はよくわからないから」という理由で入らないのは危険です。無保険の状態で、病気やケガで働けなくなり、長期入院してお金が足りなくなり、キャッシングをしているうちにフリーローンに手を出し、自己破産に至った人もいます。

F:医療保険はどうやって選べばいいでしょうか。

先生:保険料が比較的安い、終身タイプで掛け捨て型のものがおすすめです。月々の保険料を抑えながら、万が一の入院や手術の際に保障を備えることができるからです。
貯蓄型の医療保険は、実は結果的に損するものも多いのでおすすめしません。たとえば保険料が月1万円で、7,000円部分が貯蓄、3,000円部分が掛け捨ての保障部分の場合、保障部分を掛け捨て型の医療保険で2,000円の保険料で抑えることができる場合もあります。つまり保険料2,000円の掛け捨ての医療保険に入り、7,000円を自分で貯蓄したほうが1,000円浮くわけです。

F:死亡保険はどうですか?

先生:死亡保険は大きく分けて、「養老」「終身」「定期」の3つがありますが、目的によって使い分けたほうがいいでしょう。たとえば定期保険は一定期間だけ保障をしてくれる保険。期間内に死亡したりしなければ、掛け捨てになりますが、終身保険より保険料は安く抑えられます。このため、保険料を抑えながら、大きな保障を備えることができます。家族への保障という面では、毎月お給料のように一定額の保険金が受け取れる収入保障保険もおすすめです。

次回は理想的な貯金額の割合や、日々の支出の減らし方をご紹介します。

著書紹介

横山先生の著書「年収200万円からの貯金生活宣言」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はNHKあさイチ、TBS系はなまるマーケットでも紹介されて大反響!出費を「ショー(消)・ロー(浪)・トー(投)」に分けるだけで、あなたも貯金体質に♪たった90日で誰でも貯められるようになる貯金プログラムを初公開。どんなに収入が少ないときでも貯金できる技術=貯金力を、伝授します。「貯金力」さえつければ、もう一生お金に困りません。いっしょに貯金生活、はじめませんか?
★ご購入はコチラ★

カテゴリを選択する