年収200万円からの貯金術! 第2回 日々の出費を「消費、浪費、投資」に分けるとムダが減る!

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年収200万円でも毎月5~6万円貯められる人もいるし、年収1,000万円でも貯金ゼロの人もいます。実は収入が低くても、限られたお金を賢く使うことによって、年収の高い人よりも大きな額を貯蓄している人も多いのです。
では、具体的にどうやってお金を貯めていけば良いのでしょうか?
そのヒントは「支出を消費、浪費、投資に分ける」ことにあるそうです。
上手に貯金するための方法を、家計再生のアドバイスに定評のある、家計再生アドバイザーの横山光昭先生に伺いました。

取材・文/野中真規子

PROFILE:

横山光昭(よこやま・みつあき)先生

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役社長。

独自の貯金プログラムを生かし、リバウンドのない再生と飛躍を実現。依頼者に時に厳しく時に優しく寄り添いながら、家計がうまく回らない原因を探り、お金の問題だけでなく、人生まで再生させると評判。口コミの依頼者も多く、再生した人数は現在まで約1万人以上。貯金や投資にまつわる著書も多く、「年収200万円からの貯金生活宣言」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「はじめての人のための3000円投資生活」(アスコム)などがある。
★8月10日に新刊『50歳からの「お金の不安」がなくなる生き方』(大和書房)が発売!
★株式会社マイエフピー http://myfp.jp/

まずは家計簿をつけて、現状を知る

baseふぁみ子(以下、F):月々の貯金は、いくらくらい貯めるのが理想的ですか?

先生:理想は収入の6分の1の16.7パーセントが基本です。です。手取り収入が月に14万円の人なら、約2.4万円くらい貯めるイメージですね。

bookF:固定費の節約だけで、約2.4万円を浮かせられない場合はどうしたらいいでしょうか。

先生:食費や被服費など、日々の出費も見直せる部分があるはずですよ。
そもそもが払っているお金について、現状を知らなさすぎる人が多いんです。
自分が何にいくら使っているのか現状を知らなければ、どこを減らすか検討することもできないので、貯金もできません。

?F:現状を知るには、やはり家計簿をつけないとダメですか?

先生:支出の種類と金額さえわかれば、メモ書き程度で構いませんよ。
費目はざっくりでいいんです。住居費、食費、日用品費、水道光熱費、通信、、、といった感じで、お金を使うたびに記録します。月によって支出にはばらつきがあるので、2〜3ヶ月程度、お金を使うたびに「し(食費)1,542円」「に(日用品費)988円」などと簡単につけておき、1ヶ月の平均額を出せば、何にどのくらいお金をかけているかを把握できます。

支出を「消費、浪費、投資」の3つに分けてみる

F:その後は、何をしたらいいですか?

先生:自分が何にいくら使っているかを見直してみましょう。コンビニでよくスイーツを買っているとか、食事を惣菜で済ませているとか、自分では「普通」と思っている支出について、カットできないか考えてみるのです。

aseF:カットする部分、決めるのが難しいですね。

先生:そんなときは支出を「消費、浪費、投資」の3つに分けてみるといいですよ。
消費とは、生活に必要なものの購入や、使用料としての支出です。たとえば食費や住居費、水道光熱費、通信費、被服費、交通費などがこれにあたります。
浪費は生活に必要ではないもの、今だけ楽しむものなど、いわゆる無駄遣いのことをさします。たとえばタバコやお酒、コーヒーなどの嗜好品や、衝動買い、ギャンブルなどですね。
そして投資は、必ずしも生活には必要ではないけれど、将来の自分にとって生産性の高い支出をいいます。たとえば何かを学ぶための習い事や本代、投資信託など。貯蓄も投資にあたります。
支出のメモ書きに、消費は緑、浪費は赤、投資は青、といった風に、色別にアンダーラインを引くとよくわかりますよ。

いよいよ節約!浪費からカットする

先生:まずカットしたいのは、浪費の部分です。
また消費も本当に必要なのか見直すといいですよ。たとえば食費の中でも惣菜を買う割合が多ければ、自炊を取り入れることができないかと見直すことで、お金を浮かせることができるかもしれません。
理想の割合は、消費70%、浪費5%、投資(貯金を含む)25%です。

goodF:毎月の美容院代が高いのですが、自分への投資だと思っています。

先生:それなら無理に安い店に変える必要はありません。ただ、回数は検討してみるのもひとつです。たとえば1回1万5千円なら、毎月ではなく3ヶ月に1回いくことで、月5千円の負担に減らすこともできるでしょう。
金額が高いからダメではなく、高くても自分にとって生きた使い方をしていれば、それはそれでよいと思います。その分、浪費と思うものはしっかりカットして、メリハリのあるお金の使い方をすることがお金を貯めるポイントです。

F:そうすると、どのくらいでお金が貯まりますか?

先生:これまでのお金の使い方にもよります。まずは3ヶ月くらいの期間で小さな目標を立てるといいですよ。「月5,000円貯金する」とか「赤字だったのをプラマイ0にする」などでも構いません。いきなり「毎月3万円貯める」だと息切れしてしまうので、あくまで小さな目標にしてくださいね。
少額でもいいので、早いうちからコツコツ貯金を始めておけば、長い目でみて大きな額を貯めることができるでしょう。


次回は、理想的な支出と貯金額の割合をご紹介します。

著書紹介

横山先生の著書「年収200万円からの貯金生活宣言」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はNHKあさイチ、TBS系はなまるマーケットでも紹介されて大反響!出費を「ショー(消)・ロー(浪)・トー(投)」に分けるだけで、あなたも貯金体質に♪たった90日で誰でも貯められるようになる貯金プログラムを初公開。どんなに収入が少ないときでも貯金できる技術=貯金力を、伝授します。「貯金力」さえつければ、もう一生お金に困りません。いっしょに貯金生活、はじめませんか?
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