<動画付き> 第3回 保育士・面接で成功する自己PRの仕方

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面接は、あなたの人柄や保育士としての強みを知ってもらうための貴重な機会。しっかりと自己PRしたいですね。
そこで、面接で好印象を与えるための、服装やメイクなどの見た目から話し方、話す内容の組み立て方までを、保育・子育てアドバイザーであり、保育園の施設長も務めていた松原美里先生に教えていただきました。
4回シリーズの第3回となる今回は「面接で成功する自己PRの仕方」を動画とともにご紹介します。

モデル:岡田 彩/撮影:大関 敦
取材・文:野中 真規子

PROFILE:
松原美里(まつばら・みさと)先生

保育園、児童養護施設で保育に携わる中で、保護者をサポートする重要性を感じ、退職。コーチング、心理学、NLPを学び、2007年よりウメハナリレーションズを設立。保育の視点を子育て支援に生かす講座や監修などを行う。2008年からは保育士向けコミュニケーション講座を主催。2011 年より認定こども園エクレス「エクレス子どもの家保育園」の施設長を兼任。現場での体験をもとに、新人継続支援・後輩育成・マネンジメント・リーダー育成などの研修を、保育士・施設長向けに行っている。また保育を通じて、地域が子どもに与える影響の大きさを痛感し、地元・網走の魅力を発信する市民活動「LOVEあばしり」を主催。年二回のワールドカフェや、網走と東京をつなぐ流氷ツアーの主催なども行っている。

ウメハナリレーションズ http://umehanarelations.com/

面接で必ず話すことになる、自己PRの話。保育園は、あなたの人柄をみて、一緒に働く仲間としてやっていけそうかをチェックしています。
そこで自己PRでは、これまでのエピソードを紹介しながら、あなたの特技や強み、コミュニケーション力や協調性などの長所を伝えといいでしょう。
なお、自己PRの内容が「園の雰囲気に合うかどうか」も大切です。面接を受ける前に、園が大切にしていることをあらかじめ調べておくとよいかもしれません。

自己PR文を作る前に、自分としっかり向き合おう

自己PRの材料を見つけるには、自分と向き合うことが大切です。
これまでの人生を振り返ってやってきたことや、好きなこと、特技、長所、短所などを掘り下げて、紙などに書き出してみるといいでしょう。

自己PR文には、実際のエピソードを添えること!

自己PRの内容としては、

・育った地域、人柄、友達関係、体験してきたことなど、あなたの人柄が伝わる話。
・保育の現場で活きるような、あなたの強みがわかるエピソード。

で組み立てるといいと思います。一例をご紹介しましょう。

「田中花子、25歳です。
私は東京都八王子市の高尾山の近くで生まれ育ちました。山で遊び、虫や花を観察するのが好きな子どもでした。虫の名前や花の名前をよく知っていることは私の特技でもあります。
今でも山歩きは大好きで、ストレス解消にもなっています。いやなことがあっても、山歩きをすることですっきりし、翌日から前向きに働くことができます。
また人が大好きなので、学生時代は接客のアルバイトを2年間続けてきました。多少おっちょこちょいな面もありますが、少々のことではへこたれない自信があります」

この自己PRでは、
・子どもたちに虫や花のことを教えてあげられる
・山歩きをすることで気分転換できる
・人が好きなのでコミュニケーション力が高い
・バイトを長く続けていた根気がある
といった、保育の現場で活用できる強みがわかります。

他にも
「裁縫が好きなので、よく空き時間に作り物をしていました。ペープサートやエプロンシアターなどを作るのも大好きです」
「掃除好きなので、気になったところはすぐに掃除してしまいます」
など保育の現場で活用しやすい特技は、好印象を持たれやすいでしょう。

強すぎる言葉は、マイナスの印象をもたれる場合も

あまり気合が入りすぎて 質問される前に自分からどんどん話をしてしまうなどの前のめりな姿勢や、緊張しすぎて面接者の趣旨とは関係のない話をしてしまうと「文脈を理解できているかな?」と心配されてしまうこともあります。
面接者のペースに合わせながら、自分を表現していきましょう。

また「子どもたちと体を動かすことが好きです。体力にも自信があります!」などの言葉はほほえましくはありますが、よりあなたのことを知ってもらうには、
「週に何回かジョギングをしており、体を動かすことが好きです」
「ピアノを習っていたことがあり、今も気分転換に好きな曲を弾いています」
など、保育現場であなたの強みが生かせるイメージを持ってもらえるよう、なるべく具体的なエピソードを添えることがポイントです。

また、こうしたエピソードは、面接官から
「どこをジョギングしているんですか?」
「普段はどんな曲を弾いているんですか?」など、
あなた自身について興味関心や親しみを感じてもらうきっかけにもなります。
心の距離が近づくと、その後就職したあとにも気にかけてもらいやすいでしょう。

次回は「面接に成功する質問への答え方」をご紹介します。

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