保育雑誌『PriPri(プリプリ)』の世界文化社主催 「ワンダーサマースクール2017」レポート!【後編】

743秒で読めます

743秒で読めます

園の先生方に大人気の保育雑誌、『PriPri(プリプリ)』を発行する世界文化社さんが主催する保育者向け研修会「ワンダーサマースクール2017」が、今年の夏も全国各地で行われました。
こちらは、さまざまな手遊びや体操・歌などが学べると大人気の研修。今年は東京(7/26・27)、大阪(7/28・29)、仙台(7/31)、福岡(8/1・8/2)、神奈川(8/5)で開催され、意欲ある先生方が全国から集まりました。
FINE!保育士取材班は、最終日の神奈川会場にお邪魔しましたので、その様子をレポートします!

協力:株式会社世界文化社
写真:斉藤美春

午後の部1:<実技>低年齢児の保育に役立つちっちゃなあそび

ンダーサマースクール2017」、大盛り上がりの午前の部の余韻がさめやらぬうちに、13時からは、「<実技>低年齢児の保育に役立つちっちゃなあそび」がスタート。
0・1・2歳の発達を考えながら、日常すぐにできる触れ合い遊びやハンカチ遊び、歌から劇や運動になる遊び等、ちっちゃくても内容の濃い遊びの研修です。

教えてくれるのは、乳幼児教育研究所講師・さくらんぼくらぶ内田順子さんと武田恵さん。お手伝いに、声優のかわのさんと『PriPri』編集部のI田さんも登場します。

まずは朝のあいさつから!『わらっておはよう』。パチパチ手を叩き、歌いながら楽しくみんなであいさつをします。
かたつむりのあいさつは、頭の上に指を立てて角を出して「おはよう!」、ウルトラマンのあいさつは、必殺ワザのポーズで「おはよう!」。さくらんぼくらぶさんの声優さんのようなカワイイ声と動きで、朝のあいさつもグン!と楽しくなります。

いて、触れ合い遊び『ふたりでねっね』。会場の先生方もお隣りさんとペアを組み、「なかよし2人でね♪ね!」と顔を見合わせます。
さくらんぼくらぶさんから
「ここでアイコンタクトが大事ですよ!終わったら、『よくできたね~!』と相手の頭をなでてあげてください」
と言われ、会場のみなさんも先生役と子ども役になりきって、「よくできましたねー!」ナデナデ・・・と知らないお隣りさんの頭をなでまわし(笑)、テレ笑いとともに一気に場がなごんで、みんな仲良し雰囲気に。触れ合い遊びの大切さが、一瞬で実感できました!

こからは、会場全体が、遊びに夢中になっていきます。
言葉の言い方が面白い、となえ唄の『頭はもじゃもじゃ』。続いて、2人でお互いの手に触れ合いながら遊ぶ『いっちょうめのドラねこ』。
これは、子どもに両手を広げてもらって、先生が指をツンツンしながら歌います。歌の最後に「ニャー!」と言って、子どもは逃げて、先生が捕まえる。これは2人、3人、体育館でみんなでやっても盛り上がる遊びでした。

その後、月刊絵本「ぷちワンダー6月号」(世界文化社)『いっちょうめのドラねこ』絵本の、読み聞かせのポイント指導。
さらに『ぞうさんのはみがき』『すっぱーい おみかん』など、歌いながら、楽しい言い方や動き、短い劇等で、子ども達が喜びそうな遊びが続きます。(途中で『PriPri』編集部のI田さんのピアノも披露されましたよ!)

生方も、さくらんぼくらぶさんも動き回って、いい汗をかいたら、最後はハンカチを使った『ハンカチあそび』でバナナやうめぼし、うさぎ等を作り・・・そのまま、『さよならバイバイ』の歌になってフィナーレへ突入。

さくらんぼくらぶ「動作を正しくするのがゴールではありません!楽しくやることが表現力になります。だからまずは先生たちが楽しんで!」

さくらんぼくらぶさんの言葉が会場に、胸に、響きます。

90分間、ノンストップで全力疾走。汗びっしょりになりながら、遊びのポイントをわかりやすく1つ1つ解説してくれたさくらんぼくらぶさん。
笑顔いっぱいのおふたりに、先生たちもやる気をたっぷりもらっていたようでした。

乳幼児さん向けの遊びといっても、大人も夢中になる面白さ!
触れ合いや、話し方・動き方の面白さ、追いかけっこなど、原点に近い遊びほど、人を燃えさせるのだなと実感。

「正解より、楽しもう!」

保育の基本が伝わる時間でした。

午後の部2:<実技>子どもと笑いあえるあそび歌いっぱい!

ょっと休憩をはさんで、14時45分からは、あそび歌作家・鈴木翼さんと福田翔さんの登場です。
お二人が正式に一緒に舞台に立つのはこの日が初めてだそうですが、とっても息のあったパフォーマンスで、会場が大いに沸きましたよ!

1曲目『みんなでイエス!』から、先生方、総立ち!
「隣りの人にイエス!反対の人にイエス!散らばってイエス!」という鈴木さんのかけ声で、先生たちが腕を振り上げて、前後左右にイエス!思わずみんな顔がほころびます。

2曲目『かみなりどんがやってきた』では、かみなりどんが、おへそだけじゃなく、いろんな所を取っていきます。
「♪か~くすのは~頭!」と言われたら、頭を素早く隠し、「セーフ!イエス!」とポーズを決める・・・という簡単な遊びですが、ふいに「隣りの人の肩!」「脇の下!」と言われて「ちょっと気マズイ」という空気がまた笑いに(笑)。
どんどん変な?場所を指名して、無限に遊べて笑いが起こるので、園で応用しやすい遊びです(笑)。

3曲目は『おはよう あさがきた』。

鈴木「この歌は隣りの人に途中で触りますので、今から『触ります』と先に宣言してください。ハイ!」

先生たち(隣りの人にまじめに)「触ります(おじぎ)」。こんな不思議なあいさつで、アイスブレイク(笑)。
歌の中では福田さんが「♪おはようB型のシと(人)」と微妙な発音でさらに笑いを誘います。

その後は、ロケットくれよんさんと共作の『ちょっとだけ体操』。
こちらは「♪ちょっとだけ右、ちょっとだけ右、ちょっとだけ右・・・・・・・もどる!」もどるんかい!というツッコミタイミングが絶妙に面白い体操です。

鈴木「もどる!を大げさにすることで、子どもたちのノリがすごく良くなりますんで、思いっきりやってください」

とアドバイス。

の後も、面白くって盛り上がる表現遊びや歌遊びがノリノリに続きます。
M・O・G・U・R・A モグラ』では、会場が弾けすぎて鈴木さんが「自分の体力を考えてやってくださいね」と気づかいのアドバイス(笑)?をしていました。

鈴木さん作のパネルシアター『おばけマンション』の意外なオチに驚き、福田さんの不思議な手遊び『からまった』では、「おじさんふたりがからまった、どうしよう、ほどけない」というシュールな内容にクスクス笑い。
鈴木さんは絵本を5冊も出しているので、その読み聞かせもありました(もちろん笑える内容です!)。

さんと福田さんはイマドキの子どもの感覚に合わせた、テンポがいい遊びが得意。先生たちも研修を受けながらも、楽しいステージを純粋に満喫しているようでした。

遊び歌『Go Down!ジェットコースター』では、ジェットコースターに乗った気分で、先生たちが連結して、髪を振り乱して、右に左に上に下に、体をよじってワーキャー!大はしゃぎです(笑)。みんな、もうすっかり気分は園児!

これだけ、会場を笑わせた最後に、『大切な日々』という、子どもという時間や家族の良さを歌った曲で、じんわり泣かせます。

♪子どもはいつもまっすぐ
それは優しい、温かい世界
二度とは戻らないよ、大切な日々・・・

鈴木「子どもそばにいるって幸せだなって。余裕がなくなるとそう思えないこともあるかと思いますが、そんな時にこの曲を思い出してほしいと思います」

感動的なしめの後に、研修で驚愕のアンコールが起こり(笑)、フェス感いっぱいの曲『ゴーゴー! ぼくたちなかま』でお別れです。

泣いて、笑って、踊って、大声出して・・・最高に盛り上がった1日。
先生たちが、子どもに戻って「遊びって楽しいんだな!」って実感して、元気になって・・・また明日から子ども達に元気をあげる。

そんなステキな体験ができる研修「ワンダーサマースクール2017」でした!

保育の世界って、こんなに明るくて、元気で、メチャクチャ楽しいんですね!
来年もお楽しみに!!(おわり)

★世界文化社さんの保育に役立つ楽しい講座が、この秋も開催されます。ぜひご参加くださいね♪

*10/21(土)阿部直美「0・1・2 歳児 はじめての劇あそび」
14:00~16:30(税込 3,000円)
http://wonderbook.jp/download/pdf/_hjmt_asobi2017.pdf

*11/18(土)平山静江「ほんとうの知的教育・入門編」
9:30~12:30(税込 4,000円)
http://wonderbook.jp/download/pdf/honto_kouza_moushikomi2017.pdf

*11/19(日)elli(近藤エリ)「ウキウキ気分でウクレレ保育[3]」
13:30~16:00(税込 3,000円)
http://wonderbook.jp/download/pdf/ukurere1703.pdf

  ※会場はすべて世界文化社4階ホール(JR・地下鉄市ヶ谷駅下車徒歩5分)

カテゴリを選択する