世界で唯一のしかけ絵本専門店「メッゲンドルファー」へようこそ!

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このコーナーは、全国のおしゃれな絵本カフェを取材し、ご紹介していくコーナーです♪
今回はカフェではなく、しかけ絵本専門店「メッゲンドルファー」をご紹介します☆
みなさん、しかけ絵本はご存知ですか??
本のページに仕掛けが施されることで、絵の一部が動かすことができたりする本のことをしかけ絵本と言います。
「飛び出す絵本」と聞くとピンとくる人もいるのではないでしょうか?^^
そんなしかけ絵本専門店のお店のこだわりや魅力について、代表の嵐田さんご夫婦にお話をお伺いしました!

取材・文/奥野 未花(保育Fine!スタッフ)

鎌倉駅から約10分、鎌倉らしい風景を楽しみながら歩いていると
思わず写真を撮ってしまいたくなるかわいらしい外観が見えてきます。
おしゃれな文字で「Meggendorfer」と書かれたそこは、しかけ絵本専門店。

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△お店の外観

しかけ絵本教室に参加!

「メッゲンドルファー」では、月に一度、実際にしかけ絵本作りを体験することができる
「しかけ絵本教室」を開いています。
本日はそのしかけ絵本教室の日だということなので、私も参加させていただきました!
教えてくれるのは、嵐田康平さんです。
最初にお店ができたきっかけなどを少しお話してくださいました。

教室には、最近近くに引っ越してこられたご家族や
一度教室に参加してからすっかりしかけ絵本づくりにはまってしまった女の子、
また観光で来られた方などがいらっしゃっていました。

嵐田さんが、見本を見せながら作り方を説明してくれます。

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△説明の様子

ひと通り説明してもらい、さっそくしかけ絵本作りスタート♪

色とりどりの画用紙や色鉛筆、のり、はさみなどが用意されていて、
好きなものを使って、作っていきます。

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△用意されている道具

私は白の画用紙を取り、そこにまずは絵を描いていきます。

描いたのは、、、、保育Fine!イメージキャラクター「ファインコ」!笑

ファインコが描けたら、口と鶏冠の部分をはさみでちょきちょき、、、
折り目をつけたら完成!!

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△ライターがしかけ絵本作成中・・・

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△しかけ絵本「飛び出すファインコ」

子供たちには「かわいい~」と評判でした(笑)
子供たちも大人の方も、みなさん夢中になって一所懸命作ってらっしゃいました。

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△みなさん夢中になって作っていますね♪

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△子供たちもとても楽しそうです^^

約2時間の教室ですが、あっという間に終わりが近づいてきました。
最後に自分たちの作ったしかけ絵本を並べて、みんなで見せ合いっこします♪

みなさん上手!!
私が一番下手だったのでは、、、?笑

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△ウエディングケーキかな?^^

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△樹の立体感があってとてもよい作品ですね♪

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△飛び出すハート!かわいらしい♡

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△母の日のプレゼントだそうです。素敵な旦那様ですね^^

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△新宿ビルの町並み(ライター作)

本当にあっという間に時間が過ぎてしまうくらい、夢中になってしまいました。
子供のころを思い出したりして、、、懐かしくもあり大人になって作ることで新鮮さもあり、、、。
また、実際にしかけ絵本を作ってみることで、「このしかけ絵本はどういう細工なんだろう?」と、
しかけ絵本に新たな興味を持つこともでき、とても良い体験ができたと思います。
ぜひみなさんも「メッゲンドルファー」にご来店された際は、
しかけ絵本教室に参加してみてくださいね^^

※しかけ絵本教室開催日はHPにてご確認ください。
http://www.meggendorfer.jp/index.html

ここからは、「メッゲンドルファー」ができたきっかけやおすすめの本などを代表の嵐田さんご夫婦にお伺いさせていただいたインタビュー内容になります。

「メッゲンドルファー」を開いたきっかけ

――本日は、しかけ絵本教室に参加させていただき、ありがとうございました!とても楽しかったです!

嵐田康平さん(以下康平さん)
「それはなによりです。とても良い作品に仕上がっていましたよ」

―ありがとうございます。不器用な私にはちょっと難しかったです(笑)
先ほどの教室の際に少しお話されていたと思うんですが、以前はしかけ絵本の出版社に勤めていらっしゃったとか。お店を出すことはご主人の夢だったんですか。

嵐田晴代さん(以下晴代さん)
「本当に皆さん誤解されやすいんですが、実は、主人はあんまり乗り気じゃなかったんです。出版社で働いていて、業界の厳しさなんかがよくわかっていたので。でも私はどうしてもしかけ絵本の専門店を開きたかったので主人を説得しました」

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△晴代さん

―なるほど。どうしてそれほどにもしかけ絵本のお店を開きたかったのですか。

晴代さん
「はい。直感的にこの力のある本の専門店が世界のどこにもないのはおかしい!誰もやらないのなら私たちがやるしかない!と強く思ったんです。開店当初は、2人ともまだ働いていたので二足のわらじで週3日程度で、お店をやっていました。後に、息子が加わり、主人が定年退職して現在は3人でやっています」

お店のコンセプト

―お店のコンセプトを教えてください。

康平さん
「しかけ絵本専門店ですね。しかけの要素が入っているものはすべて置くようにしています。飛び出したり、手で動かしたりするもの、錯覚を取り入れているもの、、、しかけ絵本には本当にたくさんの種類があるんですよ。うちでは絶版になりかけたものも買い取って置いています」

―それはとても貴重ですね。お店にはどういった方がいらっしゃるんですか。

康平さん
「地元の方や観光客の方、また外国人も多いですね。本当に全国世界各地から来てくださっています」

―どうして鎌倉を選ばれたんですか。

晴代さん
「住まいが近くなんですよ。あとは、いつも賑わっている鎌倉に来るたびに、ここにお店を出さないのはつまらないと思っていました(笑)」

―確かに鎌倉はいつも賑わってますね!!お店の名前は、しかけ絵本の先駆者であるとも言われるドイツの作家『ローター・メッゲンドルファー』からとったんですよね。

康平さん
「そうなんですよ。響きが昔からなんとなく好きで。『ローター・メッゲンドルファー』はしかけ絵本の父とも言われている方で、お店の名前を何にしようかーと2人で考えていたときにピンときて決めました」

店内について

―何か店内で工夫されていることはありますか?

晴代さん
「しかけ絵本の世界をこの特徴ある建物全体で表現することです。買うだけでなく体験したり歴史を学んだり。そういったお店を目指して、店内のいたるところに、しかけ絵本のページを開いた状態で展示したり、本のサンプルを置いたりといった工夫をしています」

―あの大きな装飾もとてもインパクトがありますよね。ご主人がお作りになったんですか。

康平さん
「僕が作りましたね。『くろまるちゃん』という僕が好きなしかけ絵本の1ページを参考にしました。
まだまだお店も作っている最中なので、これからもっと素敵な店内になるように頑張ります」

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△2階からの店内の風景

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△康平さん作の『くろまるちゃん』モチーフ装飾

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△入り口付近の店内の様子

おススメの絵本

ーおススメの絵本を教えてください。

晴代さん
「『きりんはダンスをおどれない』は楽しい気分になって好きな本の一つです。踊りが苦手なきりんが踊れるようになる話なんですけど、内容もとてもよく、しかけを使ってキリンが動くのもダイナミックで可愛いです。『しあわせならてをたたこう』は保育士さんから人気ですね。最初の場面は、しあわせなら手をたたこう『ぱんっぱんっ』と本の中の猫の手をしかけで動かすと、子供たちも一緒に『ぱんっぱんっ』ってやってくれるので盛り上がって助かるというお声をいただきます」

ー参加型の絵本ですね。子供たちが楽しそうに『ぱんっぱんっ』しているのが想像できます♪

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△絵本『きりんはダンスをおどれない』
作:ジャイルズ・アンドレイ 絵:ガイ・パーカー=リース 訳編者:たに ゆき
出版社:大日本絵画(http://www.kaiga.co.jp/products/detail.php?product_id=5267)
あらすじ:イギリスで親しまれている名作絵本がしかけ絵本になりました。おどるのが苦手なきりんのジェラルド。ダンスのおまつりでおどれるようになるでしょうか?

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△絵本『しあわせなら手をたたこう』作・絵: デビッド・A・カーター
訳:きたむら まさお
出版社:大日本絵画(http://www.kaiga.co.jp/products/detail.php?product_id=6485)
あらすじ:みんなの知っているこの歌が、紙工作の奇才カーターにより、ゆかいなつまみひきしかけえほんになりました。動物たちをうごかしながら、いっしょに歌いましょう。

―康平さん、晴代さんにとって、しかけ絵本の一番の魅力は何だと思いますか。

晴代さん
「赤ちゃんから大人の方まで老若男女、どんな方にも受け入れてもらえるところですね。毎日のように、お子さんやお孫さん、大人の方へのプレゼントとしてお求めくださる方が多いので、本当に嬉しく思っています」

―なるほど、今もちょうど外国の方がプレゼント用に買って帰られましたね!康平さんはいかがですか。

康平さん
「私は、しかけ絵本を開いたときに味わうことのできる『驚き』や『楽しさ』だと思います。しかけ絵本には、本当にさまざまな可能性があって、読む人の想像力をかきたてるすばらしい本だと思っています」

メッセージ

―最後に、この記事を読んでくださっている読者のみなさんにメッセージをお願いします。

康平さん
「しかけ絵本のイメージって人によって色々あると思うんですね。『遊び』のひとつだったり、逆にしかけを学ぶための『お勉強』の本だったり、、、。そういったイメージは色々持ってしまいがちだと思うんですけど、私たちが思うのは、そういったイメージや理屈抜きにして、単純に「しかけ絵本」を楽しんでほしいなと思います。あとは、保育士さんが子供たちに買うときに、『壊れやすいからなあ』と躊躇される方もいらっしゃるんですが、壊れるのも一興、そしてまたそれを直すのも一興だと思うので、ぜひ一度挑戦してみてほしいなと思います。読み聞かせには本当に大人気なので^^」

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取材中もずっと人が絶えず本当ににぎわっていて、素敵なお店でした♪
鎌倉に行った際は、ぜひお立ち寄りください^^

Meggendorfer

住所:〒248-0014 鎌倉市由比ガ浜2-9-61
TEL:0467-22-0675
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
Website:http://www.meggendorfer.jp/index.html


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