保育士のやりがい・大切なポイント?~現役保育士に聞いた仕事内容や実態とは~

b23a944b8781f7abab70f9b44f6eadb0_s 「保育士さんは子どもたちの面倒を見る仕事?」 「保育士さんって大変そうだな」 近年、ますますそういった声が多くなってきているのではないかと思います。 保育業界に存在するさまざな問題や、そのイメージの良くなさのため、保育士を目指す人や保育士として復帰する人は減り、保育士不足は著しくなってきています。 では、実際保育士とはどういった仕事をしているのでしょうか。 また、保育士の仕事にはどのような魅力があるのでしょうか。 ここでは、保育士の仕事内容・保育士としての仕事のやりがい・実際の保育士さんのエピソードを紹介していきます。

目次

保育士の仕事って?

aef0f8f558c89806cb2d487aff62cb40_s 保育士のお仕事とは、主に「子どものお世話をする」というイメージを持っている人が多いと思いますが、実際にはそれだけではありません。 保育士は、子どもの身の回りのお世話をしながら、食事や排泄などの基本的な生活習慣の基礎を身につけさせる、集団生活のお手伝いをすることでコミュニケーション能力を養ってもらう、また心身の発達を促進するなどたくさんの重要な役割を担っています。 ここで、実際の保育士さんの1日の仕事の流れを見ていきましょう。 【例】1~2歳児クラス 6:30  開園準備・開園 7:00  順次園児の預け入れ 8:30  朝の身じたく・排泄のお手伝い 9:00  朝の会・戸外あそびや散歩 10:10  おやつ 11:40 昼食 12:40  お昼寝の準備 14:50 おやつ・帰りの会 16:20 順次園児お見送り・戸外あそび 17:30 室内あそび 18:00 延長保育 19:00 閉園・片付け ※この園は保育士の働く時間はシフト制であり、早番・中番・遅番で8時間勤務交代です。 朝は、開園のため園内の掃除や、職員同士の朝礼をします。子どもたちが登園してからは、主に子供たちの身の回りのお世話をし、怪我をしないように見守ったり、子どもたちが遊びを通してさまざまな学びや発見をするのお手伝いをします。また、連絡長の記入や事務処理などの業務もあります。 幼少期の子どもの毎日の生活はとても大切です。1日1日ひとつひとつの行動が学びや成長に結びついているのです。保育士の仕事はその子どもたちの大切な時期に携わることのできるとてもやりがいのある仕事です。また、子どもたちが毎日安全・安心に日々の生活を送ることができるのも保育士のおかげでしょう。 また、保育園には年間行事がたくさんあることが特徴のひとつですよね。行事の準備をするのも保育士の重要な仕事のひとつです。 一般的な年間行事は下記のようなものがあります。 【例】 4月 ・入園式 ・親子レクレーション 7月 ・水遊び 七夕 10月 ・運動会 ・いもほり ・お泊まり保育(5歳児) 11月 ・秋の遠足 ・保育参観(給食試食会) 12月 ・クリスマスお楽しみ会 ・もちつき 1月 ・初詣 2月 ・節分(豆まき) 3月 ・ひなまつり ・卒園式 ・内科健診 ・お別れ遠足 普通の会社に勤めていると経験することのない行事ばかりだと思います。準備をするのは大変なこともあると思いますが、子どもたちと参加する行事はなんといっても楽しいのではないでしょうか。保育士さんも童心に戻って一緒にはしゃいでしまうなんて話もよく耳にします♪

保育士の仕事にはたくさんの魅力がある!

先ほど保育士の仕事についてご紹介しましたが、では保育士として働くことはどういった楽しさ・やりがいがあるのでしょうか。 ここで、実際に保育士として働いている方々に、「保育士として働いていてよかった」と思ったエピソードや感動したこと、嬉しかったこと、やりがいを感じた瞬間などを伺ってみました! 【嬉しかったこと・感動したこと・やりがいを感じた瞬間】 ・上手く喋れなかった子が初めて名前を呼んでくれた時 ・子供たちが自分でご飯が食べられたり、着替え、トイレができるようになった時 ・一緒にダンスしたり、思いっきり遊んだり、触れ合ってたくさん笑ってる時 ・子どもとの言葉のやりとり ・子供の笑顔をみたとき ・子どもの姿や成長を、他の担任と共有している時 ・クラスの子が誕生日を迎えた時(B.Dカードやメッセージを見て) ・子供が運動会などで真剣に取り組んでいる姿を見たとき ・子供に伝いたいことを真剣に訴え、心が通じたとき ・自分が落ち込んでいるときに「大丈夫?」と励ましてくれたとき ・園児たちが卒園するとき ・成長した子供が園に遊びにきてくれたこと ・イベントが成功したとき 【保育士として働いていてよかったと思ったエピソード】 子供の成長に思わず涙 「運動会の年長児リレーで、不備があってスタートしてから一時中断になりました。 最初の2、3 人目までは1回走っていたけれど、最初からやり直し。うちのクラスの男の子で2番目に走った子が転んでしまっていて、唇から出血も…. その子は3月生まれで月齢が1番低く、でもそれを言い訳に「みんなはもう6歳だけど僕はまだ5 歳なんだよ!」が口癖。体も小さく運動も苦手で、いつもできないことがあると『やりたくな い』『もういい』とあきらめがちな子。 『転んだ、怪我したなんて、泣いてもう走れないと思っていたのに、まさかのやり直しでもぐっと涙を堪えて2回目を走りきりました。 走り終わって『僕頑張ったよ!』って我慢してた涙をこぼして言いました。 前で見ていたお父さんもたまらず走ってきてその子をぎゅーっと抱きしめて 大泣き。 それを見ていたお友達もいろんなことを感じて『がんばってたね』『怪我大丈夫?』『偉かったね』と言いながらその子をみんなでぎゅーっとしました。 運動会が終わってからも『転んだらもうダメだって思ってたから、まさか走れると思わなかったです。先生のおかげです!』とお父さんの涙の挨拶で私もまた号泣。 リレーの結果は負けたけど、団結力はうちのクラスが絶対1番でした!」 下記は東京都保育士実態調査報告書から抜粋した内容です。 『保育士になってまだ1年経っていませんが、子どもたちの成長を見れることが何度もありました。向き合い続ければ 必ず子どもたちはこたえてくれます。また、私自身も変わりたいと思い頑張ることが出来ます。』 日々子ども達と過ごすことで信頼関係が築かれ、子ども達と過ごす時間がとても充実しています。毎日成長してい く様子を肌で感じ、悩むことも多いがその倍成長したと感じる時の感動は大きいです。保育士間で話し合い、日々 の保育をしていく中で保護者の方に感謝されたり共に子どもへの思いを共有し合えることが嬉しいです。』 『人間の大事な基礎の部分を育てる仕事である。子供1人1人違って、保育士としてこの子にどんなことが出来るか、 日々考え悩むが、悩んだ分返ってくる。これが正しいという正解はなく、子ども1人1人に合わせて対応していく、 成長に終わりのない仕事です。』 『自分が子育てした時とは別の視点で子供達の成長を近くで感じられること。子供達の笑顔にいやされること。ご両親から感謝の気持を伝えられること。子供の純粋な心が大人では考えつかない発想や発見を教えてくれること。』 上記のエピソードや参照から、やはり保育士としてのやりがいは「子どもの成長を身近に実感できるところ」や「子どもと信頼関係を築くことができたとき」「子どもの笑顔や頑張っている姿を見たとき」に感じることが多いようです。 また、子どもの成長と一緒に自らも成長しているのを実感できるという保育士さんも多いようですね。 日々生活する中で、子供たちの発見や学びに寄り添い、自分たちが今まで気付いていなかったものに気付かせられる、という経験はよくあるそうです。

さいごに

686a69151e5369567876fe0936f07258_s 保育士さんの仕事はもちろん大変なこともたくさんあると思います。また、保育士不足などのさまざまな問題もあり、保育士になろうと思っている学生は不安になって考えてしまうかもしれません。 ただ、ひとつ言えることは保育士という仕事にはたくさんの魅力とやりがいがあるということです。 エピソード集にもあったように、子どもたちの笑顔で自分たちも救われたり、成長する姿を見たときや子供と信頼関係が築けたときの感動は言葉では表すことができないほどでしょう。 保育士という仕事は、子どもたちの成長を身近に感じることができる、子供たちの大切な時期に携わることができるすばらしい仕事だと思います。 参考文献 東京都保育士実態調査(報告書)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/04/DATA/60o4s201.pdf

保育Fine!で理想の職場を探す

保育士の仕事をさがす