静岡県の年齢不問の保育士の求人・転職・募集を探す

静岡県の保育士求人の平均給料

「保育Fine!」に掲載されている静岡県の保育士の求人情報によると、平均の給料は18万円程度です。［注1］

厚生労働省が発表した平成29年度の賃金構造基本統計調査によると保育士の給料の平均は23万円ですので、静岡県で保育士として働く場合は平均よりも低い給料を受け取ることになります。［注2］

［注1］保育Fine!

https://hoiku.fine.me/

［注2］厚生労働省：29年賃金構造基本統計調査（初任給）の概要[pdf]

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/17/dl/02.pdf

静岡県が進める保育士支援、人材確保の取り組み

静岡県では、保育士支援や保育士の人材確保に力を入れています。

どのような制度補助金があるのかをチェックして積極的に利用していきましょう。［注3］

［注3］静岡県公式ホームページ：保育士就学資金等貸付制度について

http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-130/hoikusikasitsuke.html

ここでは4つの制度をご紹介します。

1. 保育士修学資金等貸付制度

保育士を目指す学生に学費などを貸し付けてくれる制度です。

月額5万円の他、養成施設入学準備金、就職準備金もそれぞれ20万円ずつ受け取れます。

卒業後に静岡県内の保育施設で5年間働くことで返還の義務を免除されます。

2. 保育補助者雇上費貸付

保育士の資格を持たない保育補助者を雇用する事業者に対して費用を貸し付ける制度です。

年間295.3万円を最大3年間受け取れます。

保育補助者が3年間の内に保育士資格を取得することで、この費用の返還の義務は免除されます。

3. 就職準備金貸付

保育士として就業する前に必要なものを買い揃える際にかかった費用を貸し付けてくれる制度です。

保育士資格を所持しており、現段階で保育士として働いていない人が対象です。

静岡県内の保育施設で2年間働くことで、この準備金の返還の義務が免除されます。

4. 未就学児を持つ保育士の子どもの預かり支援事業利用料金の一部貸付

未就学児を持つ保育士資格を持つ方に対して保育料の一部を貸し付けてくれる制度です。

保育士として復帰したいのに保育料を支払えずに復帰できない、という人をサポートしてくれます。

年間12.3万円を貸し付けてくれて、静岡県内の保育施設で2年間働くことで返還の義務を免除されます。

静岡県の保育士に人気の保育園

静岡県にはさまざまなタイプの保育園があります。ここでは3タイプご紹介します。

それぞれに異なる特徴を持っているので、自分の働きたい条件に適した保育園を見つけましょう。

1. 家庭的保育事業所

待機児童の多い静岡県で現在注目を集めている新しい保育所です。

定員5名以下で、異年齢保育を行うのが特徴です。

保育場所はさまざまですが、保育者の住居で行われることも多くあります。

2. ベビーシッター

居宅訪問型保育事業とも呼ばれます。

ベビーシッター会社から派遣された保育士が依頼主の自宅で保育を行います。

● 感染症の心配がない

● 怪我や事故が起こりにくい

● 一対一の保育が可能

という点で人気があります。

静岡県は待機児童が多く、このようなベビーシッターを一時的に利用する方も多くいます。

3. 小規模保育事業所

0歳から3歳までの子どもを対象にした少人数の保育所です。

定員は6人以上19人以下と限定されています。

保育士の数に対して子どもの数が少なく、より綿密な保育ができます。

毎日決まった活動をするわけではなく、子どもに合わせた自由な教育ができるのも小規模保育所の特徴です。

静岡県の待機児童対策

静岡県の待機児童数は令和2年4月の段階で122人です。［注4］

待機児童数ゼロの市町は静岡県のなかでも25市町ですが、静岡市や浜松市など静岡県内の主要な市町では未だに待機児童問題が解決していません。

保育所、認定こども園の施設の整備が進んでおり、今後も定員の増加を目指しています。

また、保育所以外での保育サービスにも力を入れており、家庭的保育事業、グループ型小規模保育事業の拡大も検討しています。

［注4］静岡県公式ホームページ：静岡県における保育所入所待機児童の状況[pdf]

http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-130/documents/r2taiki.pdf

【保育士向け】静岡県の遠足スポット

静岡県のおすすめの遠足スポットを2つ紹介します。

自然や動物と触れ合えたり、思い切り体を動かせたりする遠足スポットが静岡県内には多く存在します。

1. 浜名湖ガーデンパーク

季節に合わせた一面の花畑や広いグラウンド、水遊びエリアなどがある静岡県のなかでも大きな公園です。

整備されたきれいな環境のなかで、怪我のリスクを抑えて子どもたちを遊ばせられます。浜名湖の美しい景色を一望でき、子どもにとってよい経験を与えられます。

2. 富士サファリパーク

富士サファリパークは富士山を背景にしてさまざまな動物を間近で見られるスポットです。

迫力のある肉食動物を見たり、可愛い動物にエサをあげたりと、貴重な経験ができます。

ドライブゾーンではサファリバスが用意されているので、小さな子どもと一緒に楽しめます。

屋内施設も充実しており、悪天候の日でも十分に満喫できます。

静岡県ってどんなところ？

静岡県は、待機児童が多いことから保育士支援や保育士の人材確保に力を入れています。そのため、待機児童は令和2年4月の状況で122人と平成28年度の449人から比べると減少傾向にあります。

静岡県は保育士の平均年収が、低い傾向にありますが、県の補助金制度も充実していることが伺えます。