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大田区の保育士求人の平均給与

「保育Fine!」に掲載されている東京都大田区の保育士の平均給与額【2020年3月18日時点】は、21万7,111円となっています。隣接する区と比較して決して高いものではありませんが、保育士支援制度が充実しています。

全国及び東京都内エリア平均との比較

政府統計によると、全国の保育士の平均給与額は約22.9万円です。「保育Fine!」によると東京都の月額平均給与額は22万69円で、隣接する区の中では品川区22万77円、目黒区が23万3,262 円となっています。大田区の給与21万7,111円は、若干低めですが、助成金が充実しています。

※参考：平成29年度保育士及び幼稚園教諭の平均賃金等の実態について｜内閣府

最大8.2万円助成「宿舎借り上げ支援制度」

大田区では、区内で働く保育士の処遇改善のために、宿舎借り上げ支援制度を設けています。

年12万円支給「保育士応援手当」

大田区では、区内で働く保育士の処遇改善のため、保育士応援手当が支給されます。

保育園就職フェア

大田区では、保育人材を確保する目的で、保育園就職フェアを開催しています。

保育実践力強化研修

大田区では、保育実践力強化研修を行っています。

保育人材情報サイト「おおた ほいく・ぽ～と」

大田区で開設している「おおた　ほいく・ぽ～と」は、大田区の保育園で働きたい人のための求人情報サイトです。新規に開設される保育園や各種研修などについて、随時発信しています。

東京都大田区における保育士の求人倍率

2018年度の保育士の有効求人倍率は全国で2.88倍、東京都では5.54倍になっています。大田区では、「子どもを健やかに育むまちづくり」という目標を掲げ、保育園整備を積極的に推進してきました。

2018年から2019年の1年で、認可保育園における保育士の定員もが、1,646人増加しています。大田区の保育園で働きたい人を支援する、保育人材確保の取り組みも盛んであり、パートやアルバイトなど非正規雇用で働く人も増えています。

※参考：

保活シーズン到来　保育園に入りやすい街は？：日本経済新聞

令和元年度小規模保育所等の指導検査概要｜大田区こども家庭部保育サービス課

東京都大田区の保育園数

保育園整備計画を推進している大田区では、直近の5年間で74の保育園が整備されています。大田区の令和元年における保育園数は、以下の通りです。

保育施設の種類保育園数（令和元年度）公立認可保育園（公立）41認可保育園（私立）122小規模保育園25事業所内保育園3保育ママ43認証保育園17企業主導型保育園46

※参考：保育施設に入所を希望する方へ（一時保育含む）│大田区

※参考：大田区子ども・子育て支援計画2020-2024の策定について│大田区

東京都大田区の待機児童対策

待機児童の解消に向けた、大田区の現状と対策について解説します。

待機児童対策

大田区では、2019年4月から2020年4月にかけて保育サービス定員を1,000人以上増加させる計画を立案し、実際に保育サービス定員が1,458人増加しました。さらに、保育ママや定期利用保育室などの整備も促進されています。

※参考：平成３０年度 待機児解消に向けた取組み実績について｜大田区

【保育士向け】大田区の遠足スポット

大田区には、遠足におすすめのスポットが多数存在しています。ここでは、遠足スポットを3つ紹介します。

羽田空港

航空機の発着回数と旅客数で日本国内最大の規模を誇る羽田空港には、プラネタリウムをはじめとする娯楽施設がたくさん用意されています。複数の展望デッキが設けられていて、飛行機の離発着をごく間近で見られるため、子どもたちにも大人気のスポットです。

大森ふるさとの浜辺公園

大森ふるさとの浜辺公園は、川の加工部分を埋め立てたエリアにあり、磯遊びや水遊びを楽しめます。ふるさとの広場・海辺の自然広場・大きなローラー滑り台などがあり、子どもたちも大はしゃぎで走り回れるスポットです。

タイヤ公園

大田区のタイヤ公園は、公園中にタイヤがたくさんあることで有名な公園です。大小3,000本ものタイヤで怪獣やロボットが形作られており、子どもたちに大人気です。電車から見えることでも有名で、子どもたちは、自由に遊べるタイヤを使って思いっきり遊びまわれます。

東京都大田区ってどんなところ？

大田区には日本の玄関口といわれる羽田空港があり、工場の数が23区内で最も多いです。さまざまな工場が立ち並ぶ工業地域と、田園調布など閑静な住宅街が混在しているのが大田区の特徴といえます。

大田区の面積は23区の中で最も広く、数多くの公園・名勝地が存在しています。交通の便がよく、活気にあふれた商店街・銭湯などがあり、下町情緒にあふれたエリアとして知られています。

保育士になるための資格

保育士資格の取得を検討している人ために、保育士試験の概要を解説します。

・試験概要（年2回・日程、実施場所、受験資格）

令和2年の試験は下記の日程で実施される予定で、47都道府県ごとに試験会場が設けられています。

前期試験筆記：4月18日と19日

前期実技試験：6月28日

後期筆記試験：10月24日と25日

後期実技試験：12月13日

※参考：保育士試験を受ける方へ｜一般社団法人全国保育士養成協議会

最終学歴によっては受験資格として、実務経験が必要になる場合があります。

・試験科目

筆記試験科目：9科目

実技試験分野：3科目

・合格基準、合格率

合格基準：6割以上正解

合格率（平成27年度）：筆記試験が34.3%、実技試験が22.8%

※参考：保育士試験の実施状況｜厚生労働省

試験の詳細を知りたい人は、全国保育士養成協議会のホームページを確認しましょう。